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TEAM BAKU - 建築ブログ -

teambaku.exblog.jp

チーム・バク一級建築士事務所の設計した建築のうち、公開可能な建築現場監理の内容を主に記載しています。住み良く、使い易く、環境に配慮した建築を提案します。

静岡建築未来学

 昨日は静岡理工科大で開催されました建築学科棟の見学会及び 、「静岡建築未来学2019」 と銘打った昨年から続く、第3回目のシンポジウムに参加してきました。

 見学会では、集合場所を勘違いしてしまい戸惑っていましたが、建築学科棟の様子を見に来られた、担当の同大准教授の石川春乃先生にお世話になり、その後、見学グループと合流し見学会に参加する事が出来ました。
 案内していただいた先生は建築環境を専門にされているらしく、建築学科棟内の気流の調査や、季節に合わせ開放する実験的開口部、及び自然採光など主に環境面からの説明をしていただきました。一昨年4月にも見学させていただいているのですが、別の視点からで観ることができました。

 その後のシンポジウムですが、内藤廣氏がゲストで講演をされるということで参加を決めたこともあって興味深く拝聴させていただきました。
 街づくりがメインテーマでしたが、2011年3月11日の災害からの教訓、街づくりと防災のバランスの大切さ、建築家は人の暮らしの近くにいる訳だから、もっと都市工学や土木工学を学び、街づくりの提案をしなくてはならない等の内容でした。そして陸前高田市の「高田松原津波復興祈念追悼伝承館」の設計に当たっては、建築家として贖罪の気持ちを持って取り組んだとの言葉が印象的でした。
 
 また、パネリストの同大准教授の崔琥先生と、地元建築家の辻琢磨氏からも意義深い講演を拝聴することが出来、その後の座談会や質疑応答など有意義な時間を過ごすことができました。
 そして、理工科大の市民講座や講演会には、よく参加させていただいているのですが、普段は年配の方が大半の会場が、今回は会場内100名くらいの中、8~9割は学生と思われる参加者で、久しぶりに学生の頃を思い出しつつ楽しませていただいたように思います。


静岡理工科大 理工学部建築学科 公開シンポジウム_c0376508_15172716.jpg
【建築学科棟 えんつりー】
 同棟右奥で再来年開設される土木工学科新棟のボーリング調査と思われる櫓が立っていました。


静岡理工科大 理工学部建築学科 公開シンポジウム_c0376508_15172453.jpg
【階段室】
 棟内中央部にある階段室の大型トップライトからの採光。
 吹抜のガラス手摺には気流測定器が取り付けられています。



静岡理工科大 理工学部建築学科 公開シンポジウム_c0376508_15172976.jpg
【新学生ホール】
 シンポジウム会場。改修により天井が撤去され、林立する柱状の照明器具に替えられたようです。


# by team_baku | 2020-01-12 15:34 | 建築見学 | Comments(0)
佐藤産業株式会社 本社 研修フロアが完成

 昨年3月より改修設計に取り組んできました、佐藤産業株式会社 本社研修フロアが完成しましたので報告させていただきます。
 この本社研修フロアは、既存本社事務所に併設されていた倉庫の2階を改修して造られましたが、代表取締役社長 佐藤正基様が自ら陣頭指揮を執られ、完成の運びとなりました。
 
 既存の事務所・倉庫は築45年に近い建物ですが、弊所の代表及と私が、かつて所属していた設計事務所の設計で、ボールト屋根などは当時の先端を取り入れた建築だったのではないかと思います。
 今回の改修では、そのボールト屋根を活かして広い空間を確保し、他所では見られない研修フロアが実現したように思います。



佐藤産業株式会社 本社 研修フロア 改修工事_c0376508_12402329.jpg
【研修室.1】
 正面がプロジェクタースクリーン。左側奥がカフェコーナー、右側が打合せコーナー。
 家具レイアウト:株式会社オカムラ



佐藤産業株式会社 本社 研修フロア 改修工事_c0376508_12402045.jpg
【研修室.2】
 壁の黒色に合わせ通路のドアも黒色。


佐藤産業株式会社 本社 研修フロア 改修工事_c0376508_12401807.jpg
【研修室.3】



佐藤産業株式会社 本社 研修フロア 改修工事_c0376508_16544682.jpg
【研修室.4】
 奥はガラススクリーンで区画された会議室。


佐藤産業株式会社 本社 研修フロア 改修工事_c0376508_16545241.jpg
【会議室】


佐藤産業株式会社 本社 研修フロア 改修工事_c0376508_16550558.jpg
【トイレ.1】
 ハンドドライヤー組込手洗いカウンター。


佐藤産業株式会社 本社 研修フロア 改修工事_c0376508_17001652.jpg
【トイレ.2】
 省スペースに向いた回転ドア式トイレブース。



# by team_baku | 2020-01-08 18:45 | 事務所 | Comments(0)
仕事始め

 本日より仕事始めです。
今年も誠心誠意、 仕事に取り組みたいと思います。
よろしくお願いいたします。



仕事始め 2020年_c0376508_09051604.jpg
【磐田市福田漁港 高台公園より】
 今朝の時東の空と漁港です。日の出が撮れなく残念。
 
 

仕事始め 2020年_c0376508_09052148.jpg
【磐田市福田漁港 高台公園より】
今朝の南の空と海です。漁船が漁から帰港中のようです。
自宅から車で7分ほどの近さですが、58年前、旧港の護岸工事では父が現場責任者ということもあり、夜間や休日の排水ポンプ等の管理の為、母と幼い私も飯場に泊まり込み、1年近く過ごした場所でもあります。私には断片的な記憶しかないのですが、母から聞いたこの地での思い出話は、深く脳裏に刻み込まれています。



# by team_baku | 2020-01-06 09:39 | Comments(0)
年末年始休業のお知らせ

 今年も皆様方には大変お世話になりました。
また、本ブログをご覧くださった皆様、ありがとうございます。
 
 今年は大規模な改修や増築の仕事が多かった一年に感じます。それ以外では某ステーキチェーン店の店舗設計、初めての内容の仕事で印象に残っています。
 
 それから私的なことですが、年末も押し迫った26日に、事務所代表から「県警浜松中央署会計課から『浜松法務局からお宅の方の物と思われる落とし物で、名刺入れが届きましたが・・・』と電話が入ったけど・・・」との連絡が。そこで初めて自分が落したのだと気づき、翌27日に受け取りに行ってきました。拾い主で浜松法務局窓口に届けられた方、お名前は分からないということなので、伝わるかどうか分かりませんが、この場を借りてお礼申し上げます。

なお弊所は、本日28日(土)をもって仕事納めとし、2019年1月5日(日)まで年末年始の休業 とさせていただきます。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。




# by team_baku | 2019-12-28 14:30 | Comments(0)
1階 通所リハビリテーション等 完成

 1階 通所リハビリテーション・浴室・脱衣室・休憩室等、完成が急がれていた各室の改修工事が完成しました。

 浴室・脱衣室は位置を変え、新たな場所に設けられた室なので、コンクリート床をはじめ、躯体を残し全て解体。騒音も最小限にと注意を払い、施工には新築以上の困難がありましたが、施工業者によく対応していただきました。

 そしてこの完成した各室は、早くも供用開始となりました。浴室は位置が施設北側から南側に変わり明るくなり、面積は1.5倍になりましたので、ゆったりと使用していただければと思います。



N病院グループ Nナーシング南館 改修・増築工事 5_c0376508_13042020.jpg
【通所リハビリテーション.1】


N病院グループ Nナーシング南館 改修・増築工事 5_c0376508_13045496.jpg
【通所リハビリテーション.2】
 壁画は点描画で有名なジョルジュ・スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」の写し。
 寄贈品で改修前の場所から位置を変え設置。前回設置時に、向かって右側1/4がカットされていたようです。



N病院グループ Nナーシング南館 改修・増築工事 5_c0376508_13043323.jpg
【浴室.1】
 場所を変え全て一新。床は抗菌磁器質タイル、排水溝蓋は抗菌樹脂グレーチング、壁は抗菌メラミン樹脂化粧珪酸カルシウム板、抗菌性の高い建材が使用されています。
 また、座ったまま入浴できる浴槽(アマノ・シャトル)も設置されました。

N病院グループ Nナーシング南館 改修・増築工事 5_c0376508_13043015.jpg
【浴室.2】
 天井には輻射式天井埋込型遠赤外線ヒーターが要所要所に設けられました。


N病院グループ Nナーシング南館 改修・増築工事 5_c0376508_13044285.jpg
【脱衣室】



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【脱衣室内トイレ】


N病院グループ Nナーシング南館 改修・増築工事 5_c0376508_13044523.jpg
【休憩室】


N病院グループ Nナーシング南館 改修・増築工事 5_c0376508_13045191.jpg
【休憩室パントリー】



# by team_baku | 2019-12-26 18:20 | 介護医療院 | Comments(0)
 1939年10月18日、横浜港――。
 母の腕に抱かれた二歳の私は、突然激しい熱さを頬に感じ、大声で泣き叫んだ。


 「おやっ・・」と思ってしまうくだりから始まる、谷口吉生著『私の履歴書』
 この単行本、かつて私が所属していた設計事務所の先輩が、金沢の建築見学に行かれ、開館まもない谷口吉郎・吉生記念金沢建築館 見学時に購入されました。
 私が一昨日訪ねた折「面白かったよ。」と言われ、貸してくださいました。
 その時は正月休みに読ませていただこうと思っていましたが、当日晩、冒頭を読み出したら止まらなくなり、その日のうちに読み終えました。

 内容は谷口吉生氏ご自身の幼少期から始まり、父・吉郎氏のこと、学生時代を経て現在に至るまでのプライベートなこと、そして今まで設計してきた各建築の着想やエピソードまで興味深く書かれていました。

 これまで作品主義の谷口氏は、ご自身の建築について多くを語らなかったのですが、今回は金沢の実家の土地を市に寄贈し、建築文化拠点施設(後に、谷口吉郎・吉生記念金沢建築館 と命名される)がご自身の設計で建築されるのを機に、金沢市に感謝すると共に、開館に際し、父で建築家だった吉郎氏と共通するものを残そうと思い、日本経済新聞に連載された内容をまとめ、本書を上梓されたようです。

 谷口氏の仕事に向き合われる真摯な姿勢は、谷口建築ファンならずとも、お勧めしたい一冊だと思います。


谷口吉生『私の履歴書』を読んで_c0376508_09413265.jpg
【谷口吉生 私の履歴書】


谷口吉生『私の履歴書』を読んで_c0376508_09413605.jpg
本棚の中から、谷口吉生氏に関連する建築本を取り出してみました。
左は新建築1979年9月号、資生堂アートハウスの中庭見上げが表紙に。


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【資生堂アートハウス】
 谷口氏の実質デビュー作。
就職して間もない頃に完成し見学に行く。周辺敷地も含めた幾何学的な造形美や、初めて観る銀色に輝くタイルの外壁に衝撃を覚える。のちに谷口氏が窯業会社に要望して生み出された銀色の磁器質施釉タイルで、ラスタータイルと言う名だと知る。



# by team_baku | 2019-12-22 10:24 | Comments(0)
4階廊下改修完成

 Nナーシング南館4階廊下の改修工事が完成しました。
 廊下については4階建の4階から施工し、引き続き、下の階に順次移っていく工程になっています。

 廊下は改修工事中においても、御利用者の通行が求められますので、床の仕上げ材には新築時に一般的に用いられる長尺ビニール床材ではなく、いつでも通行に対応できるよう、45cm角のビニール床タイル材を採用しました。
 またこのビニール床タイルは、厚さが3mmあり、下地の不陸が目立ちにくく、表面には初期汚れ防止ワックスがコーティングされているため、施工後、短時間の養生で通行できる特徴があり、廊下等の改修には適した建材だと思います。

 壁仕上げについては、既存が塗装仕上げで直にクロスを貼れないため、石膏ボード下張りのうえクロス貼とし、特に腰壁には高耐久クロスを貼り、汚れやキズが付きにくい品質のクロスを用いています。


N病院グループ Nナーシング南館 改修・増築工事 4_c0376508_18053460.jpg
【4階廊下.1】
 ビニール床タイルはポイントに各階のテーマカラーを入れています。


N病院グループ Nナーシング南館 改修・増築工事 4_c0376508_18053744.jpg
【4階廊下.2】



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【4階通路】
 トイレ、サニタリールームへの通路



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【消毒液ボックス】
 各病室入り口に埋め込み型の消毒液ボックスが設けられました。




# by team_baku | 2019-12-06 18:05 | 介護医療院 | Comments(0)