藤森照信展 / 秋野不矩美術館

藤森照信展

 本日、藤森照信展の最終日になってしまいましたが、会場の秋野不矩美術館に行ってきました。
20年前、秋野不矩美術館開館記念に催された藤森氏による講演会では、美術館の外観を砦のようなイメージにしたかったと当時言われていましたが、20年を経て周りの樹木がさらに成長し、アプローチの坂道下から見上げた美術館は、まさに砦のごとく屹立していました。
 そして今回の展示会に合わせ造られた空中茶室が坂道を登りきったスペースにありましたが、残念なから入ることは出来ませんでした。

 そして美術館内部へ。
展示物には秋野不矩美術館やタンポポハウスの手描きスケッチやメモ、構想過程が想像できました。
 また自然素材で仕上げる内外装の下地造り、経年変化に耐えうるよう見えない所に工夫がなされていました。神長官守矢史料館の屋根の鉄平石葺きのしたにはデッキプレート亜鉛メッキ漬けの下地材等。
 近年の作では多治見モザイクタイルミュージアムやラ・コリーナ近江八幡、魅力的な建築ばかりでした。
展示の最後に藤森氏の大学卒業設計 「橋-幻視によってイマージュのレアリテを得るルドー氏の方法」 のタイトルで、橋上都市のような建造物がB2版和紙8枚に描かれ展示され、精緻な図面に圧倒されました。


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【アプローチ入り口】


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【アプローチ坂道麓より 美術館展望台】

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【アプローチ坂道中腹より 美術館遠景】


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【アプローチ坂道頂上より 望矩楼】


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【空中茶室・望矩楼】


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【秋野不矩美術館エントランス】




by team_baku | 2018-09-17 22:36 | 建築見学 | Trackback

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