海外建築見学2【広州・香港編】
2020年 04月 18日
広州・香港編
2012年5月、ザハ・ハディド設計の広州オペラハウス見学をメインに訪れましたが、この旅はなぜかハプニングが続きました。
2012年5月、ザハ・ハディド設計の広州オペラハウス見学をメインに訪れましたが、この旅はなぜかハプニングが続きました。
旅行会社経由で予約した広州のホテルはオペラハウスの近くのはずでした。朝、セントレア空港を旅立ち、当日午後には予約したホテルにチェックイン。さっそく地図を頼りに近くにあるはずの広州オペラハウスへ徒歩で向かったのですが、ザハ建築らしい未来的な建築が見えてこない。地図で「広州歌劇院」となっている。しかし何か違うということで一旦ホテルに撤退。
フロントで聞いても分からない。手持ちの資料はないし、ネットで調べられないもどかしさの中、Y先輩がホテル客室で広州観光パンフレットの中からオペラハウスの写真を見つけフロントに見せ、やっと分かりました。「広州大劇院」とのことでした。
後日調べてみたのですが、設計・工事中は「広州歌劇院」だったのですが、完成後は「広州大劇院」と正式名称がついたということです。それにしても別の広州歌劇院は何だったのかと今でも思います。
夕方になると小雨が降りだし、今度は離れていますのでタクシーで向かいました。

初日の夜、なんとか辿り着けました。

アプローチのスロープ。両サイドについた間接照明は夜でないと気づきませんね。



ライトアップはレインボーカラーに変幻。

翌日は朝から訪れました。大き過ぎて外観の全体像が写せません。


発券窓口のリーフレット。たしかに広州大劇院となっています、しかも開放?参観時間表とか。

ということで、館内の案内はアルバイトの女子学生さん。英語での案内をしていただけました。



だんだん平衡感覚が失われてきました。





内部は吹抜空間。

孫文ゆかりの記念館 「天下為公」の扁額が目につく八角形の宮殿塔。

【広州総合体育館.1】
アジア大会が催された会場。
列車に揺られかなり郊外の駅に。駅前にはバイクタクシーのおじさん達がたむろして待機していました。怪しい感じはしたのですが、メンバー5人それぞれバイクの後ろにまたがり体育館をめざしました。が、体育館を横目にスイスイ進み到着した場所は駅から最も離れた裏門。おじさんたちは距離を稼いだ訳です。ということで私たちは中国らしい広大な敷地をトボトボ歩き、駅に近い正面玄関側まで戻りました。
アジア大会が催された会場。
列車に揺られかなり郊外の駅に。駅前にはバイクタクシーのおじさん達がたむろして待機していました。怪しい感じはしたのですが、メンバー5人それぞれバイクの後ろにまたがり体育館をめざしました。が、体育館を横目にスイスイ進み到着した場所は駅から最も離れた裏門。おじさんたちは距離を稼いだ訳です。ということで私たちは中国らしい広大な敷地をトボトボ歩き、駅に近い正面玄関側まで戻りました。





「食は広州にあり」ですかね。

この翌日、列車で広州から香港に向かいました。着いた香港ではパスポートの提示を求められました。

スターフェリーに乗り九龍半島から香港島へ、高層ビル群が見えてきます。


ノーマン・フォスター 設計。

1階ピロティ

スターフェリー発着桟橋
また10分で九龍半島側に戻るはずが・・・
・・・約1時間後

離島に着きました・・・

漁船がいっぱい・・・


長閑な漁村という感じでしたが、小さな観光客向けの店がありました。帰りのフェリーの時間まで店巡り、ちょっとしたハプニングではありましたが、こんなことがなければ訪れることはなかった離島。いい思い出になりました。
帰りは高速フェリーで約30分。ということで九龍半島側の予定していた建築見学は出来なくなりましたが、香港駅から広州駅に行く予約列車には間に合い、結果オーライでした。
by team_baku
| 2020-04-18 19:15
| 建築見学
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