N病院グループ N病院の特定建築物 定期報告調査 ’20
2020年 08月 01日
1回目の調査は22日に実施しました。この日は病院でこれまで続けてきた入院者のオンライン面会が解除され、病院ホールの区画されたスペースでの直接面会が実施されテレビ局の取材も受けていたのですが、翌々日に浜松市内でクラスターが発生し、25日にはまたオンライン面会に戻ってしまい、私たちの2回目の調査も延期となってしまいました。
ただ現時点で、建築設備では非常用照明装置や換気設備の調査が残り、防火設備では防火区画に用いられる煙・熱感知器連動の防火シャッターや防火ドア、耐火クロススクリーンの閉鎖作動の調査が残されています。またN病院グループの老人保健施設や介護医療院、グループホーム等の定期検査も残っていますので、日時と調査体制を慎重に見極め、進めなければならないと思っています。
訪問者は手前の風除室で検温と両手のアルコール消毒をし、受付カウンターで本人確認チェックシートに記入し、入館許可となります。
この日は鍵をお預かりし、館内には入らず屋外階段から屋上に上りました。
屋上の防水やパラペット、笠木、ドレイン、パイプシャフト立ち上がり、設備機器やその架台の調査をしました。
そして北方向を望むと約1km先には航空自衛隊浜松基地の施設が見えます。
空調屋外機等の設備機器が並びます。
この日は本館屋上から空中廊下の屋上を渡り、その先の西館、南館、東館の屋上を順次調査しました。
この日の屋上はシルバーに塗装されたアスファルト防水からの照り返しもあり、かなり暑かったのですが、調査を終え駐車場に戻った夕方には西日に依るほどよい日陰が伸び、ホッとするひと時でした。