静岡スバル掛川営業所 見学
2020年 11月 20日
新店舗と新型車の見学
一昨日、スバルの専用アプリからメッセージが届きました。前々から注目していた新型車の展示試乗の案内でしたので、昨日友人K君と行ってきました。K君は若い頃からずっとスバル車乗りであり、私はまだ2年半の若輩ですが、スバル車の魅力がだんだん分かるようになり、新型車への興味が沸き、入念に下調べしての見学でした。
また、今回訪れた静岡スバル掛川営業所は、建て替えられて約3年の新店舗であり、この間、車の定期点検で訪れた際は待合コーナーでおとなしく待っているだけだったので、今回は細部まで見学したいという思いもありました。そして掛川営業所担当者Sさんのご厚意もあり、店舗の撮影やブログ掲載を了承していただきましたので紹介したいと思います。
弊社では過去に他ディーラー営業所の設計をしていましたので、ついつい比較になってしまうのですが、一廻り見させていただいたスバル掛川営業所は、他ディーラー営業所と一味違うこだわりを持った店舗造りをされているなという印象でした。
外装はガルバリウム鋼板シルバーで無彩色な外観ですが、担当者Sさんの話ではキャノピーやショールームのパラペット下端に付けられた小庇や縦格子は、城下町・掛川を意識してのデザインだと聞いているとのことで、確かに材質は瓦や角材そのものではなく、外壁の同質材料でさりげなく表現されていました。
そして内装も素材を生かした色で、通路床には地元天竜の杉材が用いられているとのことでした。また、展示スペースの床は純白の大版セラミックタイルで、天井からの照明を反射させ、展示車を床面からも照らし出す効果を狙っているようでした。これら各所に設けられた間接照明やスポット照明を見るにつけ、ショールームではいかに照明計画が重要かと改めて思い知らされました。

外壁・パラペットはガルバリウム鋼板。下部には同質材料で庇が設けられ、ショールーム側にはアルミ形材による縦格子が取付けられています。またキャノピーを支える傾斜した柱が外観に躍動感を与えているように思います。

入り口上部にはトップライトが取付けられています。軒天の照明部の黒いラインが方向性を出しています。
また、車止めブロックが標準より低く設置され、スバル車乗りが付けがちなアンダースポイラーやスカートリップ装着車の接触防止への配慮が伺えます。
そして手前の黒い車が公開初日の昨日、試乗させていただいた新型フォレスターSport。安全運転支援システム・アイサイトver.3.5と新開発の1.8L直噴ターボ水平対向エンジンを搭載した本格派SUV車です。試乗印象としては低速域から力感溢れるエンジン出力と安定性、室内静粛性を感じました。

キャノピー先端の柱型には下方から照らす照明が組み込まれ間接照明化されています。

写っていませんが右側面がサービス工場の出入口になります。外壁はガルバリウム鋼板ダークシルバー。出入口上の大庇ルーフデッキ受けの鉄骨梁は、溶融亜鉛メッキ処理が施されメンテナンスフリーになっています。

正面風除室から入ったエントランスホール。受付カウンターの巾木部分はかなりセットバックしていて足元用照明が組み込まれています。
右側は訪問者の方がいて写していませんが待合コーナーです。天吊りのディスプレイ映像や下の書棚の本や雑誌を見ながら時間を過ごすことが出来ます。


手前展示車は10月から発売された新型スバルXV Advance。2.0L直噴水平対向エンジンと13.6PSモーターを搭載したハイブリッドSUV車で、安全運転支援システム・アイサイトVer.3.0、 マイナーチェンジによりサスペンションの改良やドライブモードにアダプティブ変則制御が採用されました。

間接照明が落ち着き感を出し、腰壁と壁の淡色グラデーション、品があります。

壁にはアルミペダルを模した壁掛け。

トイレ等の立体ピクトサイン。

トイレ等に繋がる通路。突き出し型立体ピクトサインで分かり易くなっています。
(追記)
今回同行してくれたK君は、私に誘われたばっかりに、車検が近いということもあり、その後あれよあれよという間にSさんからフォレスターSPORTの見積もりを見せられ「⚪️00万を超える出費を強いられることになった!」と、恨み節を言っていましたが、満更でもない様子でもありました。
































by team_baku
| 2020-11-20 20:05
| 建築見学
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