仕事始め 2021年 福田海岸
2021年 01月 06日
仕事始め
今年もコロナ禍で難しい一年となると思いますが、ご期待に沿えるよう所員一同 精進して参りたいと思います。
そして新年を迎え、事務所の打合せコーナーの展示写真が入れ替わり、公共建築シリーズでまとめられました。来社の際にはご覧いただけたらと思います。
また、出社前に地元の磐田市福田海岸に寄ってきましたので、その様子もお伝えさせていただきます。

パーティションに掛けられた公共建築シリーズの写真。
磐田市竜洋昆虫自然観察公園・昆虫館、浜松市立青少年の家、浜北万葉の森公園・万葉資料館、ここまではプロの写真家が撮影した完成写真で、あとは他各市町公共トイレの完成写真を展示しています。
磐田市竜洋昆虫自然観察公園・昆虫館、浜松市立青少年の家、浜北万葉の森公園・万葉資料館、ここまではプロの写真家が撮影した完成写真で、あとは他各市町公共トイレの完成写真を展示しています。

福田海岸駐車場の片隅、県立自然公園の標識ポールと野鳥案内板。
この一帯は御前崎遠州灘県立自然公園に指定されています。防潮堤の竣工は急がれますが、ここに生息する多くの野鳥たちの居場所が失われないか心配です。

福田海岸への傍道。将来この部分は防潮堤になります。

日の出から2時間ほど経過しています。
毎年 年末年始の期間、海岸には鳥居が建てられ初日の出を拝むスポットとなります。元旦朝はイベントとして餅まきや甘酒の振る舞いが催され大変賑わいますが、今年はコロナ対策で中止となりました。また、写真手前側の溝状の跡は、砂浜に不法侵入した車両の輪立ちです。いけませんね。
話は変わりますが、この福田海岸から真北へ6kmほど離れた丘陵地の上に鎮座されます鎌田神明宮 。その御由緒に依りますと、白鳳2年(651年)に伊勢国から豊受大神という天照大神の食事を司る女神がこの福田海岸(中島浜)に降り立ち、その女神が矢に変身し鎌と共に飛び立ち、舞い降りた地を鎌田と名付け、その地に豊受大神が祀られ鎌田神明宮の始まりとなったという謂れがあるそうです。
そしてこの境内社のひとつ、八王子神社に祀られている神様はいたずら好きで、福田海岸沖の海で漁をしている舟を度々ひっくり返したことから、この神社だけ本殿から離れた二の鳥居の東側の細道の奥に鎮座され、南側には目隠し山が作られ海が見えないようにされているのだとか。・・・実際、昔は小舟により海難事故は頻繁にあっただろうし、その安全を神に委ねたことの現れでしょうか。

遠州灘に向かって参拝。鳥居は初日の出の方向に向かって建てられています。
逆光撮影で申し訳ないのですが、鳥居の前にはチャリティーと書かれた賽銭箱が置かれ、集まった浄財は防潮堤築造の寄付にまわされるとの事です。

西方向鮫島海岸方面と風力発電機。現在 松林部分が防潮堤となります。
by team_baku
| 2021-01-06 11:30
| 所感・雑感
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