静岡県小笠山総合運動公園・エコパ
昨日午後のことですが、仕事疲れやコロナ禍のリフレッシュにと、友人K君とエコパの森 ウォーキングコースを歩いてきました。
初めてのウォーキングコースでしたが、小笠山 北西部の丘陵地を利用したこのコースは、かなりの樹木が生い茂り、緩いながらも登り下りの勾配があり、歩きがいのあるコースでした。
林道に入るとその周辺の雰囲気から、50代の頃に友人K君やY君と三遠南信(東三河・遠州・南信州)の山城巡りをしたことや、京都の醍醐寺に行った際に上醍醐まで登り、下山中に膝を痛め往生したことなどが思い出され、そんな思い出話をしつつ歩みを進めました。
このウォーキングコースのある小笠山総合運動公園・エコパは、静岡県西部の掛川市と袋井市の両市にまたがり、面積は269.7haと広大な運動公園です。2001年5月10日に供用開始され、開園から20年経過したということで「エコパ(ECOPA)」の愛称も定着してきましたが、「エコパ」という名前の由来は、「エコー:歓喜のこだま」と「エコロジー:環境」を意味する『エコ』と、「パル:仲間」と「パーク:公園」を意味する『パ』を組み合わせて出来た造語で、まさに施設の周辺は「エコパ」という名前にふさわしい環境が溢れています。
この日は天気も良く、新緑の季節と相まってウォーキング日和で、歩いた距離は約5km、時間にして1時間30分くらいでしたが、ほど良い運動になりました。もっと長いコース、短いコースもありますので、体力・体調に合わせ歩くことがいいことかと思いました。
【エコパの丘】エコパ スタジアムを望む
【エコパの森 ウォーキングコース マップ】 (※エコパ公式ウェブサイトより)
茶色の経路、「ふれあいの森 散策道」おすすめコースを歩きました。マップの説明どおり、樹木や山草が自生し其処かしこからウグイスの鳴き声が聞え、自然観察もできる良いコースだと思いました。
また、ウォーキングマップのP9は第9駐車場を表します。この駐車場のみ駐車ラインが無く普段は閉鎖されており、毎年9月上旬には
学生フォーミュラ日本大会のオートクロスとエンデュランス(耐久走行)コースとして使用されます。去年はコロナ禍により中止となってしまいましたが今年は開催される予定です。時節柄、関係者以外の入場は規制される可能性は高いと予想されますが、どんなフォーミュラカーを設計製作してくるのか、学生の頑張りに期待します。
※追記(8月6日)
上記エコパで9月7日~11日まで開催予定でした学生フォーミュラ日本大会の車検と動的審査ですが、7月30日付けで
中止との発表がありました。直前での発表だけにこれにかけてきた学生たちの落胆は察するに余りありますが、来年に期待したいと思います。
【エコパ スタジアム】5万人収容の静岡県最大の多目的競技場です。
2002年のFIFAワールドカップに間に合うよう建設され、2019年のラクビーワールドカップも会場となりました。
【エコパ サブアリーナ(手前)とメインアリーナ(奥)】メインアリーナは85m×49m=4,165㎡の広さを持つフロアに最大1万人収容の観客席が設置可能なアリーナです。
【ビオトープ園.1】森林浴にはもってこいのコースだと思います。
【ビオトープ園.2】
【林道.1】
【林道.2】
【林道.3】マップ上の「ヤマザクラ」の位置です。
エコパの森で一番早く咲くことから「エコパ一番桜」と名付けられたとのこと。開花するとエコパスタジアムからも視認できるそうです。
【林道.4】
【みはらしの丘.1】エコパスタジアムを望む。
【みはらしの丘.2】袋井市方面を望む。
【みはらしの丘.3】掛川市方面を望む。遠景の山並みの一番右が粟が岳(標高532m)です。