ドライブスルーを併設する調剤薬局
2021年 08月 04日
昨年からのコロナ禍によりドライブスルー方式の販売が見直されているようです。
ご存じのように大手ファーストフード店などでは従来から行われていた販売方式ですが、調べてみますと、マクドナルドの環八高井戸店が1977年(昭和52年)に始めたのが最初のようです。
ちなみに最近放送されているマクドナルドのCMは、50年前の1971年(昭和46年)7月20日、銀座三越1階にマクドナルド銀座1号店として、日本初出店したことをテーマにした50周年記念CMだそうです。昨日テレビで見ましたが、確かに50年前の街並みや人並みに加え、主役の女性タレント(宮崎美子さん)を見事に再現、懐かしいBGMと共に郷愁を誘う内容になっていました。
話を戻しますが、ドライブスルーといえファーストフード店の代名詞ですが、2010年8月時点での主なチェーン店でのドライブスルー設置店舗数は、日本マクドナルドが1296店、日本ケンタッキー・フライド・チキンが400店、スターバックスコーヒー・ジャパンが77店、松屋フーズが73店、ツルハホールディングスが11店となっています。
今ではいろいろな業種に広がり、変わった所では大垣共立銀行ドライブスルーながくて出張所があります。「ながくて」は戦国時代に興味のある方ならすぐピンとくると思いますが、”小牧・長久手の戦い”の地である愛知県の「長久手」のことです。こちらは自動車を指定位置に停車させると、銀行窓口やATMが運転席の車窓の位置に合わせ近づいてくる仕組みになっているということで、一度試してみたい気もします。
そして最近ではコロナ禍での対応から、調剤薬局のドライブスルー方式が試みられています。春先に申請業務に携わった浜松市北区根洗町に新築中の某スーパードラッグストアでは、駐車場から専用ルートを通り調剤薬局の外部面に設けられた二つの開口部(窓口)を設け、最初の窓口で処方箋を渡し、次の窓口で薬を受け取るという流れになっています。ただ、ドラックストアとなりますと、通常は買い物ついでに調剤薬局に寄るという方が多いように思われていて、どれだけの需要があるのか実験的な試みもあるようです。

【調剤薬局】
掛川市の中東遠(ちゅうとうえん)総合医療センター近くに立地する全国規模の調剤薬局のドライブスルー併設薬局。
こちらは調剤薬局のみの店舗なので、店舗内受付とドライブスルー受付の区分がうまく工夫されているようです。店舗正面脇の窓口から処方箋を渡し、裏側に周り3ヶ所ある窓口から薬の受け渡しがなされるようで、これだけ受け渡しスペースがあれば渋滞も防げそうです。
しかし周知の為とはいえ、これだけ看板文字が書かれている建物はあまりないように思います。






















by team_baku
| 2021-08-04 17:26
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