卒業設計再び
今週水曜日、20日のことになるのですが、本ブログの
「芝浦工業大学 赤堀 忍 教授の最終講義」が記事ランキングで突然1位に上がっているのに気づき、弊社代表と「何かあったんですかね?」話していたのですが、翌日、弊社代表の元に赤堀 忍さんの訃報がもたらされました。3月上旬に最終講義をZoomで聴講したばかりだったのでとても信じられなかったのですが、記事ランキング1位は虫の知らせなのか、赤堀さんも本ブログを読まれていたと聞いていましたので、少なからず関連があったのかもしれません。
心よりご冥福をお祈りいたします。
そしてコロナ禍でもあり、ご葬儀はすでに終えられているとのことで、弊社代表は大学のゼミ仲間と後日弔問するつもりだと話しています。弊社代表にとっては同じゼミ仲間であり、しかも卒業設計でチームを組んだお二人、野村さんに続き、赤堀さんも亡くなられたということで、表には出しませんがかなり気落ちしているように思われます。
しかし建築への情熱はこれからも衰えることはないと信じています。チーム・バク一同、これからも一丸となって頑張っていきたいと思います。
【’78年 芝浦工大 沖ゼミ 集合写真】 卒論発表会での合間の一コマ。この時はそれまでの徹夜作業で皆さん疲れ果てていたとのこと。
後列中央の3人、左から野村さん・弊社代表・赤堀さん。前列中央が沖種郎教授。
後ろに見える建物は八王子の大学セミナーハウス(吉阪隆正・設計)この建物内で卒業設計展・発表会が行われました。
卒業設計はイランのパーレビ国王主催のパーレビ国際図書館の設計コンペに取り組んだとのこと。それは当時、所属ゼミの沖種郎教授がこのコンペに参加される予定で、学生に対しても同じコンペを卒業設計の課題にしたものだということです。