エコパスタジアムと枝垂れ梅 エコパの森ウォーキング
2022年 02月 25日
今月9日のエコパの森ウォーキングコースでは、まだ蕾だった枝垂れ梅でしたが、今日25日は七~八分咲きになっていました。「梅花霜雪を経て開く」という一節がありますが、冬の霜や雪の厳しさを経て、一番に品格高き花が咲き開く、という意味で、今日はまさしくそんな印象を強く感じる枝垂れ梅の姿でした。

【エコパスタジアム.1】

【エコパスタジアム.2】

【エコパスタジアム.3】

【エコパスタジアム.4】

【エコパスタジアム.5】

【エコパスタジアム.6】

【エコパスタジアム.7】

【エコパアリーナ】
エコパの森ウォーキングコースを歩く

【エコパの森ウォーキングコース.1】 ウォーキングコース マップ (※エコパ公式ウェブサイトより)マップ画像上で左クリックまたはタップ2回で拡大表示出来ます。 スタート・ゴールを挟んで「しだれ梅」列植の表記があります。

【エコパの森ウォーキングコース.2】

【エコパの森ウォーキングコース.3】

【エコパの森ウォーキングコース.4】

【エコパの森ウォーキングコース.5】

【エコパの森ウォーキングコース.6】

【エコパの森ウォーキングコース.7】

【エコパの森ウォーキングコース.8】

【エコパの森ウォーキングコース.9】

【エコパの森ウォーキングコース.10】
そして今日のエコパスタジアムは、明日行われるJ1・ジュビロ磐田vs清水エスパルス戦の前日準備が行われていました。ジュビロ磐田はこの2年間、J2に甘んじていましたので、3年ぶりのJ1・静岡ダービーになります。明日は地元静岡のファンでかなり盛り上がるものと思われます。

係員の方の承諾を得て陸上トラック手前まで入ることができました。
北側搬入口からスタンド下の通路をくぐり、トラック脇より撮影しました。
スタジアムの収容人員は全席二層式による50,889人。このうち最前列は5,236人分の可動座席となっています。

屋根構造は天秤式の片持ち梁構造です。ピン支持された鉄骨梁はスタンド方向に張り出し、その荷重を天秤式にケーブルで支えることによって成り立つテンセグリティ構造となってます。テンセグリティ(tensegrity)は「tension(張力)」と「integrity(統合性)」の造語です。一般的な構造物とは異なり、圧縮材が互いに接続されておらず、張力材とのバランスによって成立しています。見づらいかもしれませんが、片持ち梁の中央あたりに内側の張力を担うケーブルが取り付けられています。
屋根の膜材にはPTFE(四フッ化エチレン樹脂・通称:テフロン)が用いられています。

スタンド座席色はお茶の緑とみかんのオレンジ。二層の座席に「ECOPA」の文字が映えています。

明日の静岡ダービーを控え、スポンサー企業の看板も設置されていました。

スタンド下で明日の出番を待つサッカーゴール。キャスター付きの架台で移動させるわけですね。間近で見ると大きく感じます。ちなみに幅(両ポスト内測)は8ヤード(7.32m)、高さ(クロスバー下端からグラウンド)は8フィート(2.44m)です。一般的な住宅の天井高さだと思うと、感じが掴めると思います。
六角形のネット網目はおなじみになりましたが、明日は何回このネットを揺らすことになるのでしょうか。

北東面外観。
屋根のテンセグリティ構造の一翼を担う外側のケーブルが見えます。この構造の特性上、張力材への負担が少ないため、細いケーブルが使用でき、屋根に浮遊感を与えているように感じます。

北西面外観。
スロープ通路の部分です。

南東面外観。
85m×49m=4,165㎡の広さを持つフロアに最大10,000人収容の観客席が設置可能です。


林道はまだ冬枯れの感があります。

小笠山の原生林である樫や杉が生えています。


樹間から差し込む西日です。2月末になり、すいぶん日が長くなったと感じるようになりました。

コース途中のエコパの丘からエコパスタジアムを望む。テフロン膜屋根が西日を受けて金属質に見えます。

第8駐車場(P8)付近の案内板。
右下の方位マークが180°間違っているようです。職業柄か、つい方位マークに目が行ってしまいました。

コース沿いの枝垂れ梅の列植の始まりです。見驚(けんきょう)枝垂れ梅、藤牡丹枝垂れ梅、緑咢(りょくがく)枝垂れ梅の三種が植えられています。

この辺はエコパスタジアムを背景に満開の枝垂れ梅です。

友人K君と一周約5kmのコース、午後3時半から雑談しつつ、1時間半ほどで周ってきました。ほどよい気分転換になりました。

































by team_baku
| 2022-02-25 20:55
| 所感・雑感
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